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飲料缶はもちろん、生活雑貨や服飾品などに多く使われているアルミニウム。平成15年度では、アルミ缶のリサイクル率は81.8%にもなり、優秀なリサイクル率を誇っています。 普段の生活に欠かせないアルミニウムについて勉強しましょう。 ■アルミニウムってどんなもの? アルミニウムは、ボーキサイトという赤褐色の鉱石を原料にしています。ボーキサイトからアルミナ成分(アルミの酸化物)を取り出し、更に電気分解によって酸素とアルミニウム(液状)にわけ、アルミニウムを取り出し塊にしたものをアルミニウムの新地金(しんじがね)といいます。 ※ボーキサイト:オーストラリアなど地殻から採掘されている。日本は海外からの輸入に頼っている。 → ボーキサイトの写真(Googleのイメージ検索による) ※地金:材料となる金属のこと。延べ棒状になっていたりします。 ■アルミニウムの特徴 1.軽い アルミニウムは、重い鉄や銅の約1/3の軽さです。自動車の軽量化や航空機、船など幅広く使われています。また、その軽さから、作業効率を高めたり、重量増加を抑えるために使われるなど、省エネ・性能向上のために役立っています。2.錆びにくい アルミニウムは空気中で自然に酸化しやすい性質がありますが、酸化することで表面に酸化アルミニウムの皮膜が形成され、この皮膜が腐食(さび)を防ぐ作用を持っています。これにより、アルミ缶などは、錆びずに衛生的で、食品の容器としてはもってこいの素材! 3.熱を良く通す アルミニウムは熱をよく通します。これは逆に急速に冷える性質もあることを示します。 そのため、ヤカンや鍋、エアコンや飲料缶などにも利用されています。 4.毒性がない アルミニウムには毒性が無いため、食品の容器や飲料缶はもちろん、病院などでもらう錠剤の薬の台紙やチョコレートを包んでいる紙などに使われています。5.加工しやすい アルミニウムはもともと液状のため、金型成型することでいろいろな形に生まれ変わります。薄いアルミ箔やアルミサッシ、自動車のエンジンなどにも使われ、金型などの工具類、機械部品にも使われています。 6.リサイクルしやすい アルミニウムは、使い終わったアルミ製品を集めて、溶かして固めれば再生地金を作ることができ、何回でもリサイクルできます。また、普通、リサイクルすると元の製品よりも品質が悪くなってしまいますが、アルミニウムの場合は、同じ種類のアルミだけを集めて溶かせば品質は変わりません。 ■アルミニウムのリサイクルのメリット 1.97%ものエネルギーの節約アルミニウムは、溶け出す温度が低く(約660℃)少ないエネルギーで簡単に溶かすことができます。また、回収されたアルミニウムから再生地金を作るエネルギーは、原料のボーキサイトからつくるエネルギーのわずか3%です。つまり、97%ものエネルギーが節約できるのです! 2.天然資源の節約 アルミニウムの原料であるボーキサイトは、天然資源であるため、地球上に無限にあるものではありません。リサイクルすることで限りある資源を大切にできます。 3.ゴミの減量化 アルミニウムに限りませんが、使い終わったものをゴミとして捨てていると、ゴミの埋立地はすぐにいっぱいになってしまいます。再生できるものはゴミとして捨てず、リサイクルすることでゴミを減らすことができます。 4.リサイクルで収益 アルミニウムは買取されています。子ども会や自治会、ボランティア活動、または会社内などで、協力して使い終わったアルミ製品を集め、買取をしている業者に買い取ってもらいましょう。 ■アルミニウムをリサイクルに出すときは 特に飲料缶の場合、アルミ缶とスチール缶はよく似ていますので、必ずリサイクルマークを見て分別しましょう。アルミ缶の場合は、水で洗って水気を切り、足で踏み潰して小さくまとめましょう。
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