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ガラスびんは100%リサイクル素材で、びんとして使えなくなったガラスびんはカレット(屑ガラス)にされ再びびんとして生まれ変わります。ガラスびんが回収されカレット(屑ガラス)にされる割合(カレット利用率)は、平成15年では90%に達しています。リサイクルの優等生であるガラスびんについてご紹介します。 ■ガラスびんってどんなもの? ガラスびんは、珪素(けいそ)、ソーダ灰、石灰石等の天然資源と、カレット(屑ガラス)を、約1500度程度の温度で溶融し、できたガラスの塊(ゴブ)を型の中で機械で空気を吹き込んで膨らませて作ります。ガラスびんはリサイクルの分類で、ワンウェイびんとリターナブルびんの2種類に分けられます。 ワンウェイびん(ドリンク剤や調味料のびんなど)は、一度びんとして使われた後は、業者によって色分別・洗浄され細かく砕かれカレットにされます。このカレットは、再びガラスの材料として再利用されたり、道路舗装のアスファルトや歩道用タイル、建築用断熱材(グラスウール)として生まれ変わります。 リターナブルびん(ビールや日本酒などのびん)は「活きびん」とも呼ばれ、酒屋さんや回収業者によって回収された後、洗浄・殺菌されキズの有無などを高精度の機械や人の目でチェックします。問題がなければ、再びビールや日本酒などのびんとして再利用されます。もしもキズなどがあった場合は細かく砕いてカレットにし、ガラスの原料などに再利用されます。■ガラスびんの特徴 1.現時点において、環境ホルモンの心配なし! ガラスには鉄、ニッケル、鉛、カドミウム、クロムなどの金属が少量含まれていますが、酸化物として化学的に安定して存在しています。 実験の結果、ガラスの内面から環境ホルモンであるカドミウム、クロム、ヒ素は検出されていません。 また、強度維持やキズ防止などのためにさまざまに加工されるガラスの外面からも環境ホルモンは検出されませんでした。 →参考:日本ガラスびん協会 2.中身の味が変わらない ガラスは成分が溶け出しにくく、また内容物の影響を受けないため、中身の味が変わりません。 3.耐久性・気密性はバツグン! ガラスは化学的に耐久性があり、炭酸ガスなど内側からの圧力にも強く内容物を選びません。また、気密性に優れているので、アルコール分が高いウィスキー、ブランデーの容器として使われています。 3.長期保存に最適 ガラスびんはどんな飲料に対しても化学反応を起こさず安定しており、長期保存に耐える事ができます。 4.加工に関しても優れもの ガラスには茶色や緑など色のついたものがあります。これは日光の影響で中身が変化するのを防ぐためです。また、ガラスびんの外表面には、キズ防止や強度維持、すりガラス状の加工などの目的で表面処理が行われています。 5.超軽量びんが登場! ガラスびんは重いイメージがありますが、今では軽いガラスびんが登場しています。例えば容量が500ミリリットルであるびんは、200グラム未満の重さ(!)にまで軽量化がすすんでいます。これはガラスびんの軽量度の基準において、最も軽量度の高いレベルのびんで「超軽量びん」と呼ばれています。 ガラスびんの軽量化によって使いやすくなるだけでなく、材料や輸送燃料を節約することも出来ます。 5.「びんtoびん」のエコロジーボトル ガラスびんは前述のとおり、カレットにして再びびんとして再生できます。 カレットを使って作られたびんのうち、カレットの使用割合が90%以上のものを「エコロジーボトル」とよびます。 また、茶色や緑のびんなどから作った混色のカレットの使用割合が90%以上のものを「スーパーエコロジーボトル」とよびます。 ■ガラスびんリサイクルのメリット 1.天然資源の節約 ガラスの主原料である珪素、石灰石、ソーダ灰などの天然資源が節約できます。 2.エネルギーの節約 カレット(屑ガラス)を利用してガラスびんを作ると、原料を溶解炉で溶かすときの時間が短縮できます。また、カレットの利用率を10%高めると約2.5%の省エネになり、CO2(二酸化炭素)の排出量が5%も減少します。 今後更に省資源・省エネルギー化がすすめば地球温暖化対策にもつながります。 ■ガラスびんをリサイクルに出すときは 資源ごみとして出すときは、キャップや金属シール、密封シールをきれいにはがし、びんの中を水でさっと洗いましょう。シールやキャップがついたままだとガラスびんを作るときに溶けずに残って、キズやヒビを作る原因となり、強度を低下させてしまいます。しかし、外れにくい中栓は、無理に外さず、そのままにして出してください。 ガラスびんは他のガラス製品とは組成が大きく異なるので、ごみとして出すときは、ガラスびんは他のガラス製品と分けて出しましょう。 |
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