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目指せ100%リサイクル 紙パック

紙パックのリサイクル率は、平成6年度で15.4%、平成10年度で20.4%、平成15年度で24.5%と、年々アップしていますが、アルミやスチールと比べるとまだまだリサイクル率は低く、紙パックの資源ごみへの排出が浸透していないようです。



イメージ1■紙パックってどんなもの?

紙パックは、北米や北欧の針葉樹の枝やおがくず、材木に向かない曲がった木や間伐材、紙パック製造過程で除かれる端切れなどを使って作られています。

紙パックが出来るまで
間伐材や枝を砕いてチップ(2〜3センチ角の薄い木片)にし高温高圧で溶かしてパルプ(繊維の集まり)にします。パルプを薄くのばして紙にし、それを乾かしてラミネート加工します。その上にさまざまな印刷を施しパックの形に裁断して組み立て、牛乳などの中身が入れられます。

紙パックリサイクルの流れ
回収された紙パックは再生工場にイメージ2運ばれ、まず苛性ソーダをかけてミキサーにかけられ、パルプ(繊維)を溶かし出し水をかけてインクを洗い流し殺菌します。ここまでの過程でラミネート加工で使われたポリエチレンはフィルターで全て取り除かれ熱エネルギーとして使用されます。
きれいになったパルプは再び薄くのばされ紙となり、トイレットペーパーや名刺、ノートなどの紙製品に生まれ変わります。
1リットル入りの紙パック6枚でトイレットペーパーなら1個、紙パック30枚でトイレットペーパーなら5個、ティッシュペーパーなら3〜4箱できます。
回収された紙パックは強度や衛生面を考えて、再び紙パックにはなりません。という事は、紙パックは、丈夫で質の良い未使用のパルプから出来ている上質の物です。これを捨ててしまうのはもったいないですね。





■紙パックの特徴

紙パックのメリット

1.遮光性が高い
店頭での蛍光灯などの光は、飲み物の成分を変化させるため、徐々に本来のおいしさが損なわれてしまいます。紙パックは内部まで光が届くのを90%以上カットし、飲み物のおいしさを保ちます。

2.パックに直接印刷ができる
紙パックに直接印刷できるため、たくさんの情報を伝える事ができます。

3.原料に限りなし!
原料である針葉樹の原産国、北米や北欧では森林管理が行き届いており、木を切った後は必ず新しい木を植えています。なおかつ現在森林面積は増加傾向にあります。

4.超軽量でコンパクト!
紙パックはご存知のとおりガラスびんやペットボトルなどと比べてとても軽く、同じ面積にたくさん収納できるため、輸送エネルギーが節約できます。しかも飲んだ後パックを開けば簡単にたためてかさばりません。

紙パックのデメリット

1炭酸飲料には使えない
紙パックはアルミ缶やスチール缶に比べて気密性が低いため、炭酸飲料の容器としては不向きです。

2.保存は短期決戦!
紙パックは気密性の問題もあり、中身を長期保存できるものではありません。紙パック容器のものは、たとえ未開封でも早めに飲みましょう。



紙パックリサイクルのメリット

1天然資源の節約
紙パックの主原料である針葉樹(天然資源)が節約できます。

3エネルギーの節約
回収した紙パックから紙を作ると、紙のパルプ(繊維)製造の工程がほとんど不要になるため、木から紙を作るよりも70〜75%ものエネルギーが節約できます。



■紙パックをリサイクルに出すときは

紙パックは「洗って、開いて、乾かして、重ねて」回収日に出しましょう。
飲み物や洗ったあとの水が残っていると、カビが生えたり、嫌なにおいのもとになってしまうので、洗ったら完全に乾かしましょう。
ただし、紙パックのうち、酒やスープなどが入っている、内側がアルミ箔でコーティングされているものは、「紙製容器包装」の部類に入ります。ダンボール・紙パック以外の、包装紙や紙袋、台紙類のごみと一緒に出してください。
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