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環境問題やリサイクルについて考えるときに必ず出てくるキーワード「3R」についてお話します。 ■3Rってなに? 3Rとは、「REUSE(リユース)、REDUCE(リデュース)、RECYCLE(リサイクル)」の頭文字を指したもので、ごみを減らし資源循環型社会を形成していくためのキーワードです。 日本の高度成長期には、大量生産・大量消費というライフスタイルのもと、豊かな暮らしが実現しました。その結果、大量のごみが廃棄され、ごみ焼却によるダイオキシンの発生、最終処分場の不足、天然資源の枯渇や地球温暖化など、さまざまな環境問題を引き起こしました。 そこで産業構造審議会は、ゴミ問題の主要対策である「リサイクル(1R)」を拡大させ、「REDUCE(リデュース=廃棄物の発生抑制)、REUSE(リユース=再使用)、RECYCLE(リサイクル=再資源化)」という「3R」の取り組みを進言しました。 ■3Rってどういう意味? 1.REDUCE(リデュース)リデュースとは、減らすという意味で、つまり、ごみとなるもの自体を減らす事です。これは3Rの中でも一番優先される対策です。 最近では、その手軽さから使い捨て商品が数多く販売されています。しかし使い捨て商品は、その名のとおり使ったら捨てるもの。衛生面から使い捨てが良い場合もありますが、本当に使い捨て商品が必要なのか考え物です。 ごみになってしまう物を減らす事。これは、ごみ問題対策のうちで一番大切なことです。必要ないもの・ゴミになりそうなものは買わない・使わない事。家庭でも仕事場でもできる簡単な対策です。 2.REUSE(リユース) リユースとは、再利用する事です。どれだけリデュースを心がけてもいらなくなってしまうものは必ず出てきます。いらなくなったものをゴミとしてしまうのではなく、洗ったり修理したりして、もう一度使えるようにする事で、ゴミを減らす事ができます。日本では、以前からリユースの取り組みが行われてきました。牛乳ビンやビールビンには「リターナブルビン」と呼ばれるものがあり、使い終わったら回収・洗浄し、再利用しているものがあります。また、リサイクルショップやフリーマーケットが増え、いらなくなった本や服・家具などの再利用がかなり浸透してきました。 不要になったものをもう一度復活させれば、環境への負荷は最小限に抑えられます。 3.RECYCLE(リサイクル)リサイクルとは、皆さんもご存知のように再資源化することです。リユースにたえられなくなったものを再び原材料として再利用する事です。 いくらリデュースやリユースを心がけていても必ずゴミは出てしまいます。そのゴミを全部混ぜて捨ててしまうのではなく、それぞれの種類に分別することで、再び原材料として生まれ変わる事ができます。 これまでにご紹介した紙パックやガラスびん、ペットボトル、プラスチックなどはも再びそれぞれの原材料として再利用され、リサイクルする事で、地球の限られた天然資源を節約しています。 ■もっと進んだ5R 3Rの考え方にREFUSE(リフューズ)とREPAIR(リペア)を加えて、5Rとする考え方もあります。 REFUSE(リフューズ)とは、断る・拒否するという意味で、スーパーでのレジ袋やコンビニでのスプーンなど、不要なものの受け取りを断ることです。 REPAIR(リペア)は修理するという意味です。壊れてしまったものをすぐ捨ててしまうのではなく、修理して使えるようにする事です。 ■私たちがつくる循環型社会今これまで3R、5Rを説明しましたが、大切な事は、無駄を省き、物を大事に使って、ゴミを減らす事です。そして、環境問題が自分の問題であることをひとりひとりが認識する事です。 捨てる前にちょっと3Rや5Rについて考えてみてください。私たちひとりひとりができる事は小さな行動かもしれませんが、その積み重ねが地球の環境を守る大きなはたらきかけとなり、未来の地球を作り上げていくのです。 |
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