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リサイクル方法として最優先される「マテリアルリサイクル」の問題点についてご紹介します。 ■マテリアルリサイクルの問題点 マテリアルリサイクルとは製品を再び製品原料としてリサイクルする事です。 マテリアルリサイクルは、前回紹介した3つのリサイクル方法の中で、最優先されるリサイクル方法ですが、製品原料としてリサイクルされるがゆえの問題点があります。 1.品質劣化が一番の問題 プラスチック製品を例とした場合、廃棄されたプラスチックをリサイクル原料とするため、アルミや小さなゴミ(木屑や銅粉など)等が混ざってしまいます。リサイクル原料に加工する前に手作業等で選別は行いますが、どうしても異物混入は避けられず、品質劣化の原因となります。 品質劣化は、最終的に製造されるリサイクル製品の見た目や強度、におい、色などに影響を与え、それらを防ぐためには、様々な技術的な工夫が必要です。 また、様々な色のプラスチックからリサイクル原料が作られるため、色のばらつきは避けられず、リサイクルする製品が限定されてきます。 2.リサイクルコスト 廃棄物として収集されたプラスチックを製品原料にするためには、まずプラスチックとそうでない物に選別しますが、それらは主に手作業で行われます。廃棄されるプラスチックの分別は完璧ではないため、その分人件費(人手と時間)がかかります。 リサイクル原料にするまでの選別も完璧ではないため、どうしても異物混入による品質劣化は避けられません。品質を高く保つためには、異物の徹底的な除去やリサイクル原料の洗浄・脱臭、バージン原料の混合、製品成形・加工の再設計など技術的な工夫が必要で、製品開発にコストがかかる場合もあります。そのため、バージン原料のみを使った製品より、リサイクル原料を使った製品のほうが販売価格が高く、リサイクル製品の販売数が低迷しているケースもあります。 ■私たちができること プラスチックを例にとって問題点をご紹介しましたが、これらは、紙製品やペットボトルなど、他の製品でも共通する問題でもあります。 マテリアルリサイクルでは、品質劣化が一番の問題となっています。リサイクルという性質上、品質劣化は避けられませんが、少しでも高品質のリサイクル原料、リサイクル製品ができるよう、廃棄するときは徹底した分別を心がけましょう。 |
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